4つの特色
総合性 業種、規模、法人・個人にかかわらず全ての商工業者が加入できる総合経済団体です。
地域性 地域を基盤として、商工業の発展を図る地域団体です。
公共性 地域商工業の発展を図ると共に、社会一般の福祉の増進まで、幅広い公共性をもつ団体です。
国際性 世界各国の商工会議所などと連携をもつ国際性豊かな団体です。
日本商工会議所100周年「商工会議所PR動画」
活動内容
■産業振興のために、商工業者の意見を行政に反映させます。
企業単独では解決できない経済問題、地域問題などについて、会員の意見を集約し、国・地方公共団体に対し、幅広く政策提言、要望活動を行っています。
■街づくりの推進役・調査役として地域経済の活性化に努めます。
地域における住み良い街づくりや賑わいづくりをはじめ、地域文化の振興などに向け、行政や地域団体と連携を図り、積極的に事業を展開しています。
■中小企業をバックアップして、商工業の発展に寄与します。
高度情報化、技術革新、サービス経済化など、経営環境の変化に対応して、中小企業の経営基盤を強化するため、経営相談、制度融資、各種共済制度などキメ細かなサービスを提供します。
■異業種交流・ビジネスチャンスづくりの促進に努めます。
部会・会員交流会を設け会員相互の交流機会の場の確保を図ると共に情報ネットワーク化を進め、積極的にビジネスチャンスの創出・拡大に努めます。
歴代所舎
設立時の旭日館
(明治26年~)
大谷石づくりの旧商工会議所
(昭和3年~)
現在、宇都宮商工会議所が入居する栃木県産業会館(昭和56年~)
■旧宇都宮商工会議所
旧宇都宮商工会議所は創立30周年を迎えた大正11(1922)年、所舎の新築を決議し、大正15(1926)年9月、その設計を栃木県立宇都宮工業学校(現・栃木県立宇都宮工業高等学校)の初代校長である安美賀(やす・みよし)氏に依頼しました。
依頼を受けた安美賀氏は当初、鉄筋コンクリート三階建を基本に構想を進めましたが、同年10月23日提出された大谷石使用の陳情を受け、外壁材に大谷石を使用することを決めました。
施工は馬上組があたり昭和3(1928)年4月竣工、5月11日に盛大な落成式が行われました。その場所は、みはし通りに面した現在の宇都宮中央郵便局にあたります。
旧宇都宮商工会議所の外壁には、旧帝国ホテルを設計した建築家フランク・ロイド・ライトの影響を受けたと思われる、さまざまな幾何学的装飾が施され、正面玄関にポーチと呼ばれる車寄せを配置した重厚な大谷石材建築として内外に注目をあびました。
しかし、昭和54(1979)年8月、県救命救急センター建設計画の着工に伴い、多くの人々に惜しまれながら取り壊され、現在、栃木県中央公園内に、玄関部分が復元保存されています。
栃木県中央公園内に、復元保存されている玄関部分
宇都宮商工会議所について