エコアクション21 地域事務局とちぎ

宇都宮商工会議所が「エコアクション21地域事務局」です。

 宇都宮商工会議所は、中央事務局である「一般財団法人持続性推進機構」より、エコアクション21地域事務局に認定されています。(2005年4月1日 認定番号023)

エコアクション21(EA21)とは

 エコアクション21認証・登録制度は、広範な中小企業、学校、公共機関などに対して、「環境への取り組みを効果的に行うシステムを構築・運用・維持し、環境への目標を持ち、行動し、結果を取りまとめ、評価し、報告する」ための方法として、環境省が策定したエコアクション21ガイドライン(2017年版)に基づく、事業者のための認証・登録制度です。

エコアクション21の特徴

・中小企業等でも容易に取り組める環境経営システムです

 中小事業者等の環境への取り組みを促進するとともに、その取り組みを効果的・効率的に実施し、実務負担にも配慮した取り組みやすい継続的改善のためのPDCAサイクルです。

・必要な環境への取り組みを規定しています

 エコアクション21では、必ず把握すべき項目として、二酸化炭素排出量、廃棄物排出量および総排水量を規定しています。さらに、必ず取り組んでいただく行動として、省エネルギー、廃棄物の削減・リサイクルおよび節水の取り組みを規定しています。これらの取り組みは、環境経営にあたっての必須の要件です。

・環境コミュニケーションにも取り組んでいただきます

 事業者が環境への取組状況等を公表する環境コミュニケーションは、社会にニーズであるとともに、自らの環境活動を推進し、さらには、社会からの信頼を得るための必要不可欠の要素となっています。そこで、環境活動レポートの作成と公表を必須の要素として規定しています。

エコアクション21の取り組み方

エコアクション21は、PDCAサイクルにより継続的改善に取り組みます。
1
Plan:計画の策定
環境負荷を把握し、把握した環境負荷の削減のための計画を立てる。

2
Do:計画の実施
策定した目標達成のための取り組みを実施する

3
Check:取組状況の確認及び評価
取り組みの結果を取りまとめて評価する

4
Act:全体の評価と見直し
評価を次の改善につなげる

環境レポートの作成・公表
1~4の取り組みを「環境経営レポート」にまとめる

地域事務局とちぎへ申し込む
「登録審査申込書」に「環境経営レポート」を添えて申し込む

エコアクション21に取り組むことのメリット

・環境経営システムと環境への取り組み、環境報告の3要素がひとつに統合されたガイドラインであることから、環境への取り組みを総合的に進めることができます。

・環境経営システムを構築・運用することにより、環境への取り組みの推進だけでなく、経費の節減や生産性・歩留まりの向上、目標管理の徹底等、経営的にも効果をあげることができます。

・大手企業が環境への取り組みや環境経営システムの構築を取引先選定の条件の一つとする、サプライチェーンのグリーン化に対応することができます。

・環境活動レポートを作成し、外部に公表することにより、利害関係者(取引先や一般消費者)に対しての信頼性が向上します。

お問い合わせ(地域振興部)